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木版画 川瀬巴水 東京二十景《芝増上寺》|町田市立国際版画美術館監修
¥34,890
【作品解説】 川瀬巴水による代表作「東京二十景《芝増上寺》」は、大正から昭和にかけて制作された新版画の傑作です。 巴水は1883年に東京に生まれ、「昭和の広重」と称される近代浮世絵師で、歌川広重の影響を受けながら、叙情的で詩情あふれる風景表現を確立しました。 本作では、徳川将軍家の菩提寺として知られる芝増上寺を題材に、歴史ある寺院と周囲の人々の営みを繊細に描き出しています。 増上寺は1393年に創建され、江戸時代には幕府から篤い庇護を受けた名刹です。大正期や1883年の再建を経て、伝統的な威容と近代的要素を併せ持ち、現在も都心における精神的な拠り所となっています。 巴水はこうした歴史的背景を踏まえつつ、雨や雪、夕暮れなど移ろう時間の表情を巧みに取り入れ、観る者に郷愁や静けさを感じさせる景観へと昇華させました。 本作品は熟練の摺師が伝統の木版技法で一枚ずつ丁寧に手摺りしたもので、墨と顔料を重ねることで奥行きと立体感を生み出しています。 保存性にも優れ、家宝として末永く愛される逸品です。 シリーズ一覧や作品の詳細情報は、当店のカテゴリページよりご確認いただけます。 検索や比較もぜひご活用ください。 【寸法・重量】 絵 :縦36.9cm 横 24.3 cm 額縁:縦50.2cm 横 34.7 cm 1300g 【素材・材質】 和紙:越前和紙 板:アクリル 木枠:桜(日本産) 【返品について】 商品にご満足いただけない場合、お届け後1週間以内に返品理由を明記の上で下記アドレスにご連絡を頂ければ、商品代金全額を返金致します。返送料は着払いにてこちらにて負担いたします。 [email protected] 【注意点】 画像はサンプルです。実際にお送り致します商品は、一つ一つ手作りのため、微かな違いが御座います。 この製品は酒井好古堂の復刻版の木版画となります。 その他ご不明点や気になる点がございましたら、いつでもお気軽にご連絡くださいませ。 以下のオプションの「額縁・マット」については、選択式になっておりますのでご注意下さい。額縁付きを選択されなかった場合、額縁なしが自動的に選択されています。
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【木版画原画】奈良春日大社 川瀬巴水 酒井好古堂
¥800,000
川瀬巴水 奈良春日大社の「本物の木版画原画」です。 非常に希少な作品です。 1870年に浅草に設立された、日本で最も長い歴史を持つ木版画店、酒井古好堂の認定原画。 同店は長野県 松本に日本最大の浮世絵博物館である「日本浮世絵博物館」を所有しております。
